「スペイン1部リーグ、ベティス1-0レアル・ソシエダード」(21日、セビリア)
レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(25)は今季初戦となったアウェーのベティス戦に先発出場し、左膝を負傷したW杯北中米大会以来の公式戦復帰を果たした。後半13分までプレーしたが、チームは0-1で敗れた。
レアル・ソシエダードで5季目を迎えた久保は、優れた技巧で存在感を発揮した。公式戦への出場は、左膝を負傷したW杯北中米大会初戦のオランダ戦以来。患部にはテーピングが巻かれ、まだ万全ではないが、見せ場はつくった。
前半33分にはドリブルで相手2人を抜き去った。ペナルティーエリアに進入したところでボールを奪われたものの、タッチは繊細で、ステップは鋭かった。後半6分にドリブルでゴール右へ持ち込んだ場面ではシュートを放ったが、相手にブロックされた。
2度目の出場となったW杯はフル稼働できず、不完全燃焼に終わった。先発した初戦オランダ戦の後半に相手選手との接触プレーで負傷交代。決勝トーナメント1回戦敗退した大会を出場わずか1試合で終えた。
体調不良でベンチ外だった前回カタール大会に続き、決勝トーナメントでの出場はかなわなかった。敗退後には「あまり未来の話はしたくないが、4年後は最初から最後までピッチに立てるように」と誓った。
モロッコ・スペイン・ポルトガルの3カ国共催で行われる30年W杯は29歳で迎える。中堅と呼ばれる年齢に差しかかるだけに、日本代表でもさらなる飛躍が期待される。第二の故郷スペインでも開催される大会に向け、再出発のシーズンが始まった。