東京V・相馬新監督「勝てなくて相当悔しい」 初陣飾れず 就任発表3日後、攻撃改善不発で最下位転落「私のミスです」

 「明治安田J1、東京V0-2広島」(11日、味の素スタジアム)

 開幕8試合未勝利で城福浩前監督(65)を解任した東京Vはホームで相馬直樹新監督(55)の初陣に臨んだが、広島に0-2で完敗した。勝ち点4で最下位に沈んだ。3連勝の広島は勝ち点20で町田、FC東京と並び、得失点差で上回って2位。清水は水戸に2-1で逆転勝ちし、3連勝。名古屋は川崎に2-1で競り勝ち、5試合ぶりに白星を挙げた。長崎は千葉と1-1で引き分けた。

 ホームのサポーターに今季初勝利を届けることはできなかった。就任発表からわずか3日後に迎えた、東京V相馬新監督の初陣。上位の広島相手に前半は互角の勝負を演じたが、相手が3枚替えでギアを入れた後半に力の差を突きつけられた。指揮官は「勝てなくて相当悔しい」と唇をかんだ。

 前任の城福監督の3バックから4バックに変更。初先発のFW金賢祐、MF新井をプロで初めて左サイドバックで起用するなど、リーグ最少4得点の攻撃改善へ手を打った。前半39分には素早いリスタートから決定機も。強調してきたという「前(ゴール)への意識」は垣間見られた。

 ただ、短い準備期間では限界もあった。失点後は受け身となり、DF鈴木は「まだ全員が意識の共有ができていなかった」と反省。選手の特徴を把握しきれず、後半12分に投入したFW一美を同40分に下げた、ちぐはぐな采配もあり指揮官は「私のミスです」と認めた。最下位に転落し、Jクラブで唯一勝利がない状況が続く。「最初の白星をできるだけ早くつかみたい」と必死に前を向いた。

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