オランダ・クーマン監督が日本を警戒「フィジカル的に強く、面白い対戦に」15日激突、同組の展望も FW上田綺世には高評価

 日本と同じ1次リーグF組に入るオランダ代表のクーマン監督(共同)
 5月31日のアイスランド戦に出場した上田綺世
2枚

 サッカーのW杯北中米3カ国大会(6月11日開幕)で、日本と同じ1次リーグF組に入るオランダ代表のロナルド・クーマン監督(63)が共同通信などのインタビューに応じた。W杯で準優勝3度の強豪を率いる指揮官が、日本のほか、チュニジア、スウェーデンが属する同組の展望を語った。

  ◇  ◇

 -F組の印象は。

 「厳しいグループだ。日本はフィジカル的に強く、いいサッカーをする。過去の成績を見て分かるように、しっかり警戒しなければいけない相手だ。チュニジアは監督を交代したため分析するのは難しいが、何人かの選手はよく知っている。スウェーデンは苦しい時期もあったが、われわれが予選で2試合とも引き分けたポーランドをプレーオフで破っている」

 -日本がスコットランド、イングランドにともに1-0で連勝した3月の国際親善試合をどう見たか。

 「驚きはなかった。(日本の3-6-1は)対戦するのが難しいシステムだ。監督は私が好む攻撃的なメンタリティーを持っている。面白い対戦になる」

 -フェイエノールトのFW上田綺世は今季のオランダ1部リーグ得点王。

 「いいストライカーであり、非常にいい進歩を見せている。ヘディングが強く、スピードもあり、さまざまなプレーの質が高い。われわれの国でプレーしているので分析しやすい」

 -初戦の大切さについて。

 「大会のスタートは常に重要だ。開幕に向けて最善の準備をしたい。シモンズ(トットナム)とスハウテン(PSVアイントホーフェン)の負傷は本当に残念だが、それもサッカーの一部であり、そうした状況に対応しなければならない」

 -オランダは優勝候補か。

 「フランスのように数多くのトップ選手がいるわけではないが、それでも強いチームだと信じている。ただ、難しいことに、われわれは常に攻撃的なプレーで勝つことを求められる。その考え方を巡り、報道陣との戦いになることもある。時には現実的にならなければいけない。それは前向きな意味で、だ」

 -広域開催となる。

 「私は1994年米国大会に出場し、昼の試合は非常に暑かった。欧州勢は暑さに苦労するかもしれない。長距離移動にも対応する必要がある」

 ◇ロナルド・クーマン 1963年3月21日、オランダ・ザーンダム出身。現役時代はDFで、オランダリーグのフローニンゲン、アヤックス、PSV、フェイエノールト、スペインリーグのバルセロナに在籍した。オランダ代表としてW杯は90年、94年大会に出場。代表通算78試合に出場し、14得点。監督としてアヤックスやフェイエノールト、スペインリーグのバレンシアなどを率いた。18~20年にオランダ代表監督を務め、バルセロナの監督を経て、23年からオランダ代表を率いている。

編集者のオススメ記事

サッカーW杯最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(サッカーW杯)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス