イングランド死闘制し8強進出 因縁の敵地でメキシコを振り切る 後半開始早々に一発退場で数的不利も

 「北中米W杯・2回戦、イングランド代表3-2メキシコ代表」(5日、メキシコシティー)

 悪天候のため、開始が1時間遅れた一戦は、1966年大会以来の優勝を目指すイングランドが開催国のメキシコとの死闘を制し、8強入りを果たした。

 イングランドは前半36分と同38分にFWベリンガムが立て続けにゴールを決めて2点を先取。しかし同42分に1点を返されて2-1で折り返した。

 状況が暗転したのは後半5分。右SBのクアンサーが相手のすねに足裏でタックルし、VARの結果、レッドカードで一発退場となった。

 それでも後半13分にゴードンがペナルティーエリア内に相手GKに倒されてPK。同15分に大黒柱のFWケーンが右足でゴール左下に決めてリードを広げた。その後は1点差に迫られ、11分間の後半アディショナルタイムは自陣ゴール前に釘付けにされたが、相手のシュートを全員が体を張って防いだ。

 メキシコシティー競技場は旧名「アステカ」。イングランドにとっては1986年メキシコ大会準々決勝でアルゼンチンのマラドーナに伝説の「5人抜きゴール」と「神の手ゴール」を決められて敗れた場所だ。

 因縁のスタジアムで、相手サポーターの大歓声の中でメキシコを撃破した。

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