村上春樹氏、賭け率で2番人気 ノーベル文学賞、1位は中国作家
【ロンドン共同】10日発表のノーベル文学賞受賞者を予想する英ブックメーカー(賭け屋)のオッズ(賭け率)で、作家の村上春樹氏が2日時点で2番人気になっている。トップは、中国の女性作家、残雪氏。日本人では他に、金井美恵子氏と多和田葉子氏がリストに入った。
ブックメーカーは英大手のラドブロークス。村上氏は例年名前が挙げられている。金井氏は先鋭的な文体の小説や辛口なエッセーでも知られる。
3番手は5人で、男性作家はアルゼンチンのセサル・アイラ氏とオーストラリアのジェラルド・マーネイン氏、米国のトマス・ピンチョン氏。女性作家はカナダのマーガレット・アトウッド氏とギリシャのエルシ・ソティロプル氏。