大阪モノレール、延伸費用上振れ 資材高騰、時期も4年遅れに

 大阪府は24日、第三セクターが運行する大阪モノレールの延伸工事を巡り、建築資材費用などの高騰のため、事業費が650億円上振れすると発表した。新駅の工法変更の必要も生じ、2029年を予定していた延伸時期が4年遅れる見込みも明らかにした。

 府によると、延伸区間は現在の門真市駅から南側に延びる約8・9キロで、新たな終着駅となる瓜生堂駅など5駅を新設する。16年に事業化を決定。従来の事業費は786億円と見積もっていた。

 整備費の上振れは資材費や労務単価の上昇が原因としている。瓜生堂駅周辺の地盤が想定より軟弱であることが判明し、工法変更により延伸時期も遅れる。

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