初の雌ザルトップ、返り咲けず 大分・高崎山でピーナツテスト

 高崎山自然動物園の「オオムギ」(同園提供)
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 大分市の高崎山自然動物園で、B群トップの雄ザル「ゴロー」が群れを離れたため、新たなトップを認定する「ピーナツテスト」が15日、行われた。史上初の雌のトップとして君臨した「ヤケイ」と、序列第2位の雄「オオムギ」の間にピーナツが置かれ、先んじて手中に収めたのはオオムギだった。ヤケイは頂点に返り咲けなかった。

 園によると、ゴローは昨年11月12日から群れの中に姿を現さなくなった。C群の雌に恋し、追いかけているとみられる。

 ヤケイは2021年7月から23年5月まで史上初の雌のトップとして活躍したが、ゴローと交代。直後の6月、赤ちゃんザルを抱える姿が確認された。

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