北京で長崎PRイベント 五島うどんや壱岐焼酎振る舞う
【北京共同】在中国日本大使館と長崎県は6日、中国北京市の日本料理店で長崎県の特産品や観光をPRするイベントを開いた。中国の消費者に日本産品の魅力をアピールするため、日本大使館が各自治体などと連携して実施中の「郷土料理フェア」の一環。日中両国の客ら数十人に五島うどんや壱岐焼酎が振る舞われた。
長崎県上海事務所の佐々木端士所長は「独特の歴史と文化にはぐくまれた長崎の食の魅力を、中国でも多くの人に知ってもらいたい」とあいさつした。日本語を学んでいるという北京市の男性会社員(39)は「焼酎の後味が香り高い。いつか長崎にも行ってみたい」と話した。
日本大使館は11月20日から12月20日まで、北京市内の料理店15店舗で日本各地の郷土料理や地酒を紹介するフェアを開催。今月中旬には沖縄県や新潟市のイベントが予定されている。