「空から道路が降ってきて、地面に突き刺さってんのかと思った」 故障した可動橋の姿が話題に

「空から道路が降ってきて、地面に突き刺さってんのかと思った」

故障により上がりっぱなしになってしまった高知県香南市の手結港可動橋(ていこうかどうきょう)の姿がSNS上で大きな注目を集めている。きっかけになったのは全国の酷道や廃墟を巡って取材する「TEAM酷道」主宰者、よごれんさんの投稿。

その違和感あふれる珍光景にSNSユーザー達からは

「サンダーバードで飛び立ちそう」

「その昔、空海が地面を持ち上げて投げ飛ばし此処に橋を架けたという言い伝えがありまして・・・(ありません!)」

「『ピタゴラスイッチ』の『そこで橋は考えた』に出てくる可動橋ですね。」

など数々のコメントが寄せられている。

今回の投稿についてよごれんさんにお話を聞いた。

「高知市街から室戸方面に向けて国道を走っていたのですが、道路が地面に突き刺さっている光景が見えてきて、思わず車を停めて写真を撮りました。手結港可動橋には以前に行ったことがあり、後から「あーあれか!」と気づきましたが、見た時はビックリしました。

Twitterに投稿した時は、正直これほど大きな反響になると思ってなかったですが、あの時感じた驚きを多くの方と共有できて嬉しいです」

◇ ◇

手結港可動橋は7月14日からこの状態のまま閉じなくなっており、船舶は通行できるものの橋としての機能は完全にストップしているようだ。手結港可動橋を管理する高知県土木部中央東土木事務所の担当者によると、故障箇所はプログラムの基板とバッテリー。現在、代替部品を手配しているが、まだ復旧のめどは立っていない。

これまでたびたびメディアに紹介され、地域のシンボルになっている手結港可動橋。早くその機能が旧に復する日が来ることを期待したい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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