サンリオキャラクターの「ポムポムプリン」の絵柄が入った手作りパンケーキの写真が、SNS上で注目を集めている。材料は、パンケーキの生地のみ。生地を徐々に足して火入れ時間を変えることで色合いを変えているという。 世界中から反響があり、「可愛くて食べられない」「こんな焼き方あるの！？」「職人だ」などの声が集まっている。

■4回に分けて生地を焼き重ね…

投稿したのは、X名・るーしぃさん（＠keiko_lucy）。1996年にポムポムプリンが登場した直後から好きになり、ファン歴29年。東京都出身だが、ポムポムプリンを街おこしキャラクターに採用する石川県小松市に移住するほど、“プリン愛”が深い。

これまでもポムポムプリンにまつわるお菓子は作っていたが、パンケーキアートは初挑戦。ネット上のレシピを参考にして、道具を揃えるところから始めた。生地は、市販のホットケーキミックス150グラムと豆乳195グラムを混ぜるだけ。絵を描くために使うのは100均のディスペンサー。2本用意し、細い線を描く用と塗りつぶす用に、穴の大きさを調整した。 

作り方は、加熱前のフライパンに絵を描いて弱火で60～120秒焼いた後、火を消してフライパンを濡れ雑巾の上に置き「色止め」する。ジューという音が収まれば、次の生地を乗せてまた火にかける。この作業を繰り返すことで、パンケーキに濃淡ができる。

今回は①輪郭、顔、ベレー帽②ポムポムプリンが手に抱く友達のハムスター「マフィン」の左耳と手③全身④マフィンの全身と背景－と4回に分けて順番に生地を焼き重ねた。そして、裏返すと…可愛い絵柄が浮かび上がった。

「こだわりは、マフィンの模様に輪郭線を描かないことと、プリンの目を大きく描かないことです。プリンの魅力は点のような目だと思っています」とるーしぃさん。仕上がったパンケーキの写真は大反響で、世界中のポムポムプリンファンから絶賛の声が溢れた。

（まいどなニュース・山脇 未菜美）