「私がトイレに行ってるあいだ悲しみに震えていたらしい、もう一生トイレ行かねえ」

そんなコメントが添えられた動画には、ポメラニアンの男の子「ピカルディ」くん（取材時3歳）の姿が。バギーに乗ったピカルディくんは、パパとママと一緒にお出かけ中です。

ところが、ママがいなくなったことに気づくと、後ろ脚で立って小刻みに震え始めます。くるりと周囲を見渡してママの姿を探しますが、見当たりません。パパはそばにいるものの、どうやらママがいないと不安で仕方がないようです。

飼い主であるママが自身のXアカウント「ポメのピカルディ（@pomepomePicardy）」でこの動画を公開すると、29万回以上再生され、1.6万件を超える“いいね”が集まり大きな話題に。このあと、ピカルディくんはどうなったのでしょうか。飼い主さんに詳しくお話を伺いました。

■ママと離れるのはイヤ！時には鳴いて気持ちを伝えるピカルディくん

ーー撮影時の状況を教えてください。

「この日は、ピカルディと私たち夫婦で出かけていました。途中、私がトイレに行った際、夫とピカルディに待っていてもらったのですが、そのときの様子を夫が撮影してくれたんです」

ーーピカルディくんがこのような反応を見せたのは今回が初めてでしょうか。ほかのご家族に対しても、同じような反応をすることがありますか？

「健気でとてもかわいらしいのですが、こんな顔をされると本当にトイレに行きづらくなってしまいますね…。お出かけのときはいつも私にベッタリで、離れるのをとても嫌がります。ピーピー鳴いてしまうこともありますし、こうなるのは私が離れるときだけなんです」

ーーピカルディくんは、どのような性格のワンちゃんですか。

「明るくて甘えん坊です。お腹を撫でてもらうのが大好きで、どこでもお腹を見せてくれます」

この投稿には、「健気……トイレ行けませんねえ」と、ピカルディくんの様子に胸を打たれる声が寄せられました。飼い主さんも、「今後の外出は尿意と尊厳の戦いになりますね」とユーモアを交えてコメントしています。

ママのことが大好きすぎるピカルディくん。これからも、その健気な姿で多くの人の心を和ませてくれそうです。お出かけ先での「ママどこ？」という反応も、愛情いっぱいの証といえるでしょう。

（まいどなニュース特約・梨木 香奈）