効いてほしいから「防虫剤」数種を使って…衣替えの季節に注意 適切な防虫剤の選び方と使用法とは?

桜が散ったあともたまに冷たい風が吹いていたのに、最近は「暑い」と感じる日もありますね。さすがにもう冬服はしまう季節でしょう。「そろそろ衣替えを…」と思われている方に、宅配クリーニングのcoco-ara(ココアラ)公式インスタグラム(@coco_ara_cleaning)では、衣替えをする際に欠かせない「防虫剤」の選び方と注意点を紹介しています。

■防虫剤には違いがある?用途に合わせた防虫剤の選び方とは

投稿によると、防虫剤には成分ごとに違いがあるそうです。

【防虫剤の匂いが苦手な方】

→ピレスロイド系(エンペントリン等)

・有効期限は一年

・普段着用向き

・特有のにおいなし

【即効性・防虫効果が強いものをお求めの方】

→パラジクロルべンゼン製剤

・有効期限は4~6か月

・プラスチックや合成皮革と一緒にすると変色の恐れあり

・特有のにおいあり

・高温で液状化するので夏は注意

【すべての服に使える自然由来の優しい効果をお求めの方】

→樟脳(しょうのう)

・有効期限は約6か月

・着物などにおすすめ

・特有のにおいあり

【長期保存の人形】

→ナフタリン製剤

・有効期限は半年~1年

・効き始めは遅いけれど長持ち

・特有のにおいあり

【ペットがいたりアレルギーが気になる方】

→ハーブ系

・有効期限は約6ヶ月

・化学成分にアレルギーのある方や自然派の方におすすめ

・ユーカリやハッカなどの香りが代表的

■防虫剤の併用ってできるの?

他の種類と一緒に使える防虫剤は、ピレスロイド系のみだそう。ハーブ系との併用データは、現時点では未確認とのことですが、別成分の防虫剤を同時に使用すると、溶けてシミになることもあるとか。

リスク軽減のため、基本的には併用しない方がおすすめとのことですが、併用する際は、しっかり成分を確認してから使用しましょう。

■効果的な防虫剤の使い方とは?

防虫剤の効果的な使い方として、2つのポイントを紹介しています。

①服は衣装ケースに詰め込みすぎず、8分目までにする

②防虫剤は服の上に置く(防虫成分は、上から下へと広がるから)

また、有効期限が切れたものを置いていても効き目はないとのこと。期限が切れたら新しいものと取り替えるようすすめています。

▽出典

・【宅配クリーニングのcoco-ara(ココアラ)公式インスタグラム】「防虫剤の選び方と注意点」

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