HIS、顧客の旅券情報が流出か 627人分、不正アクセス
旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)は7日、不正アクセスで最大627人のパスポート情報が流出した恐れがあると発表した。対象は2017~25年にタイへ出発した顧客の一部。パスポート番号や有効期限、アルファベットの氏名、署名欄の名前、性別、生年月日などが漏えいした可能性がある。流出情報の悪用は現時点で確認していないという。
HISは今年2月下旬にパスポート情報が流出した恐れを把握していたが、約7カ月半にわたり公表していなかった。「サーバー内には大量のデータが混在しており、正確性を期すための精査、照合に時間がかかった」と説明している。
不正アクセスは25年12月に、タイ法人のサーバーで検知した。社内調査でデータの一部が不正に引き出された可能性が判明。今年2月に外部専門家の調査でパスポート情報の流出可能性が分かった。連絡先が特定できた顧客へは順次個別に連絡する。
電話番号や住所、クレジットカード情報などは含まれていないという。
