首相、再発防止へ日米協議 沖縄知事、米兵事件「許せず」
高市早苗首相は7日、在沖縄米兵が強盗殺人容疑で逮捕された事件を受け、沖縄県の古謝玄太知事と官邸で面会した。再発防止に向け「いかに実効性のある措置を取っていくかについて、さらに日米間で協議を進めたい」と述べた。古謝氏は「事件は極めて悪質で県民に大きな不安を与えた。断じて許せない」と非難。知事と関係閣僚が基地負担軽減や振興策を議論する「沖縄政策協議会」の早期開催を要求した。古謝氏によると、首相は「しっかり受け止めて対応したい」と返答した。
首相は古謝氏との面会で「残忍で凶悪な事件の発生は極めて遺憾であり、強い憤りを覚える」と強調。米側に強く抗議し、米軍の綱紀粛正や捜査への全面協力、遺族に対する適切な対応を求めたと説明した。
古謝氏は「事件が起きるたびに米軍に再発防止を求めているが、米軍の綱紀粛正、人権教育が機能していない」と指摘。教育への日本政府の関与が必要だと訴えた。
面会後、日米両政府の対応については「(事件を)重く受け止めていると一定の評価をしている」と記者団に語った。
