自民幹部に2750万円 正副議長就任根回しで
福岡県の吉松源昭、江藤秀之両県議が2020年6月の正副議長就任に際し、他会派への根回し名目で当時の複数の自民党県議団幹部に計約2750万円を支払ったと6日までの共同通信の取材に証言した。「(就任前の)慣例だった」としているが、幹部の一人、中尾正幸県議は同日の記者会見で「事実無根」と否定。他の幹部も取材に「記憶にない」と回答した。
吉松氏は25年に自民を離党、江藤氏は現在も自民所属だ。吉松氏は、18年12月に自民幹部と他会派議員による宿泊付きのゴルフ代金550万円、19年10月に同様に1千万円、20年4月は幹部との食事代約50万円を支払い、江藤氏と折半し「お車代」として250万円を渡したという。
さらに自身と江藤氏も参加した大分県由布市での宿泊ゴルフ代400万円を2人で分担したと主張。一連の負担について「払わなければ議長につながらないのは間違いなかった」と振り返った。江藤氏はこれらとは別に中尾氏に500万円を渡したと説明した。
