衆院政倫審、十数人出席で調整 自民旧安倍派、野党に伝達へ
自民党は派閥裏金事件を巡り、旧安倍派の萩生田光一元政調会長ら十数人の衆院政治倫理審査会出席に向けて調整に入った。11日にも野党側に伝達する見通しだ。与野党の協議が調えば、年内に衆院政倫審が開催される可能性がある。関係者が明らかにした。一方、参院政倫審を巡り、自民と立憲民主党が来週開催に向け協議する方針で一致した。
10月の衆院選当選者のうち、萩生田氏を含め旧安倍派13人、旧二階派2人の計15人が審査対象と議決されながら出席していない。関係者によると、このうち大半が出席意向を示しているという。旧安倍派の十数人は10日、国会内で集まり、対応を協議していた。