H3、5号機を2月打ち上げ イプシロンS爆発の影響なし
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、準天頂衛星「みちびき6号機」を載せたH3ロケット5号機を、来年2月1日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。H3の固体ロケットブースターは、今年11月の燃焼試験でエンジンが爆発した小型固体燃料ロケット「イプシロンS」と共通の材料を一部で使っているが、影響はないと判断した。
JAXAは、H3の1~4号機の飛行結果なども再評価した結果、懸念事項はないとしている。5号機用として製造したロケットブースターの検査データにも問題がないことを確認した。
国産新型のH3は、大型の2段式液体燃料ロケット。