阪神 アルカンタラが6回5失点で降板 来日初勝利の権利は何とか守る

初登板の阪神・ラウル・アルカンタラ=東京ドーム(撮影・佐藤厚)
4回表阪神1死一塁、ラウル・アルカンタラは投前バントを決める=東京ドーム(撮影・佐藤厚)
2回巨人無死、岡本和真(右)に先制ソロを浴びる阪神 ラウル・アルカンタラ=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「巨人-阪神」(16日、東京ドーム)

 来日初登板初先発となった阪神・アルカンタラが、6回を投げ7安打5失点(自責4)で降板。初勝利の権利を得てマウンドをブルペン陣に託した。

 注目の立ち上がりは力強い投球を披露。先頭の梶谷を初球、150キロ直球で左飛に仕留めると、続くウィーラーは外角への真っすぐで見逃し三振に。3番・丸も153キロの直球で中飛に打ち取り、三者凡退でスタートした。

 先制を許したのは二回。先頭の4番・岡本と初めて対峙(たいじ)した。初球、高めに浮いた直球を完璧に捉えられると、打球はそのままスタンドへ。来日初被弾となるソロを浴びて先制点を奪われた。

 再び巨人打線につかまったのは、六回だ。連打で無死一、二塁のピンチを背負うと、丸に右前適時打。続く岡本に左前打で無死満塁となった。5番・スモークは補邪飛に仕留めたものの、その後は味方の失策などもあり、この回3失点。ただ、粘り強く投げ抜いてリードは守り抜いた。

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