阪神 逆転勝ちでG戦勝ち越し アルカンタラが5失点も初勝利 陽川値千金の2ラン

初登板の阪神・ラウル・アルカンタラ=東京ドーム(撮影・佐藤厚)
4回表阪神1死一塁、ラウル・アルカンタラは投前バントを決める=東京ドーム(撮影・佐藤厚)
4回阪神無死一塁、右越えに勝ち越し2ランを放つ阪神・陽川尚将=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「巨人5-6阪神」(16日、東京ドーム)

 阪神は通算2001試合目の伝統の一戦を勝利し、昨季10月以来の巨人戦カード勝ち越しを決めた。今季40試合目で27勝に到達。これは08年以来、6度目の快記録となった。貯金は16となり、2位・巨人とのゲーム差は4・5に広がった。

 来日初先発となった、新外国人のアルカンタラは打線の援護にも恵まれ、6回7安打5失点(自責4)で来日初白星。巨人戦での初登板初先発勝利は02年3月31日のムーア以来となった。

 打線は2点を追いかける三回に近本の適時打と相手の失策が絡んで同点に。さらに、四回にこの日「6番・右翼」で先発出場の陽川が2号2ランを放ち、逆転に成功。近本、糸原も適時打で続いた。

 アルカンタラは六回につかまり、降板となったが、七回は岩貞が三者凡退。八回はセットアッパー・岩崎が無失点で斬った。

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