岡田彰布氏がTG戦のポイントを分析「ミスが出た方は勝てんよな」

8回巨人2死一塁、打者・ジャスティン・スモークの時、けん制で飛び出し、二塁アウトに巨人・増田大輝=東京ドーム(撮影・西岡正)
4回阪神2死二塁、中越えに適時二塁打を放つ阪神・近本光司=東京ドーム(撮影・西岡正)
4回表阪神2死二塁、近本光司は左中間に適時二塁打を放つ=東京ドーム(撮影・佐藤厚)
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 「巨人5-6阪神」(16日、東京ドーム)

 阪神、オリックスで監督を歴任したデイリースポーツ評論家・岡田彰布氏が16日、東京ドームで行われた巨人-阪神戦を視察。1点差で終盤を迎え手に汗握る展開となった中で、“ミス”が勝敗を分けたと分析した。

 阪神が2点を追った三回には、巨人・吉川の適時失策で同点に追いついた。続く四回は代わった平内が先頭・サンズへの四球から続く陽川に決勝2ランを浴びた。

 また巨人が1点を追う八回2死一塁の場面では、岡本和の安打で反撃ムードが高まる中、スモークの打席でカウント2ボールから代走・増田大がけん制球に誘い出されてタッチアウト。阪神側にも梅野の悪送球などはあったが「やっぱりミスが(多く)出た方は勝てんよな」。セ・リーグで1位、2位と実力者同士の対決となっただけに、ミスが勝負を分けたと分析した。

 また開幕直後の不振から抜け出し、タイムリー2本を含む3安打と阪神の攻撃を引っ張った近本については「やっぱり近本が打てば得点につながるんよ」と復調に目を細めていた。

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