阪神・伊藤将 テーマは直球「左右、高低を意識」4日エキシビ先発へ
阪神・伊藤将司投手(25)は2日、先発予定のエキシビションマッチ・オリックス戦(4日・京セラ)へ、直球を軸とした投球をテーマに掲げた。「前回の試合は真っすぐを多く投げなかったので、次は左右、高低にしっかり投げきれるように意識して投げていきたい」と力を込めた。
前回7月28日・ロッテ戦(甲子園)はスライダーなどの変化球を確認して4回7安打6失点。収穫もあったが、試合後、矢野監督から「ちょっとかわしにいきすぎかな。やっぱり真っすぐがあっての変化球」と指摘を受けた。「監督からアドバイスをいただいたことを自分の中でしっかりできればいいと思う」と左腕は反省を生かす考えを口にした。
モチベーションも高まっている。母校・横浜が19度目の夏の甲子園出場を決め「3年ぶりですし、すごくうれしいですね。甲子園で精いっぱいプレーしてほしい」とエール。後輩たちへ差し入れも検討中だ。後半戦へ弾みを付ける快投を披露して先輩の威厳を示す。