阪神・大山「勝敗引き受ける」近本とキャプテン×選手会長の決意 虎テレ動画企画

 阪神の大山悠輔内野手(26)が、近本光司外野手(26)との対談でキャプテンとしての強い覚悟を明かしていたことが2日、分かった。デイリースポーツ評論家の狩野恵輔氏(38)が司会進行を務めた企画で、3日から球団公式YouTubeと虎テレで公開される。

 キャプテンと選手会長という、チームの核を担う両者の対談。その中で新人の活躍について問われた大山は、大黒柱としての責任感を改めて言葉にした。

 「一緒に頑張っていきたいですし、本当にどっしりやってもらいたい。チームの勝敗であったり、そういうところは僕が引き受けるというか」

 佐藤輝や中野、伊藤将らルーキーの奮闘がチームの活力となり、首位に立つ今季。その力を存分に発揮してほしいからこそ、チームの先頭に立ち、後輩に責任を背負わせるつもりはない。近本も「(新人が)頑張ってくれるとすごくいい雰囲気になりますし、いい流れにもなるきっかけにもなりやすい」と力を込めた。

 後半戦もチームを支えるため、矢野監督に指導を受けながら打撃強化に励む日々。「自分の成績がどうなるかによってチームの成績が大きく変わるのは分かっている。本当にこの期間というのを大事にしてやっていきたい」と大山。16年ぶりのリーグ優勝へ。チームの結束力をより一層高める。

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