阪神 井上ヘッドが考える“足りなかったもの”引き分け試合でも「勝てたんじゃないか」

 「阪神0-4中日」(26日、甲子園球場)

 今季のレギュラーシーズンを終え、リーグ優勝を逃した阪神。井上ヘッドコーチが、敗戦の要因について言及し、クライマックスシリーズ(CS)での巻き返しを求めた。

 まず、今シーズンの戦いについて「10月に入ってから自分たちは勝つしかないという中で、本当にけが人が出てある意味ベストメンバーが組めない中で、粘りに粘ってという形でやってきた。勝ち星という意味合いではセ・リーグ、パ・リーグ含めて全球団の中で1番、勝てたのは誇りにみんな持ってほしいし、俺らも勝ちにこだわるといってきた手前、それは誇ってもいい数字だと思う」と振り返った。

 一方で優勝できなかった要因については「結果的に勝てなかったっていうのはもう一つ、下手すりゃもう二つ何かが足らなかったという。引き分けの部分の試合でもひょっとしたら勝てたんじゃないかとか、負けた試合でも引き分けに持って行けたんじゃないかとか考えたらそこがやっぱり足らなかったのかな」と話す。

 16年ぶりとなるリーグ優勝は逃したが、日本一の可能性は残っている。「日本の野球界のシステムとしてこの後、クライマックスシリーズがある、クライマックスシリーズに勝ったあかつきには、日本シリーズに出られるようなチャンスはあるので」

 (続けて)「今日は負けてみんな沈んでいるところだけども、ちょっとリフレッシュさせて切り替えてまた、そういったチャンスをいただけている以上はそこに挑戦するうちのスローガンである『挑・超・頂』というのに達するというのが一番の目的だけれども、挑戦というような部分もまだ、残っているということも考えれば、またこちらからはある意味、またやる気と元気と笑顔を交えたそういった形の阪神タイガースの今年のテーマの野球をまた、クライマックスシリーズに向かうにあたって促していきたいと思います」と前を向いた。

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