不屈の阪神・原口 29日に初著書発売 12・11矢方美紀とがん啓発イベント

 阪神・原口文仁捕手(29)は28日、自身初の著書「ここに立つために」を29日に発売すると明かした。原口は2019年に大腸がんを宣告され、手術や抗がん剤治療を乗り越え、同年シーズンで鮮やかな復活を遂げた。今季も代打の切り札として貢献。「この本が読んでいただいた方の人生の中でほんの少しでも前を向くきっかけになったり、感じていただけるものがあったら、この本を出した意味があると思う」とコメントを寄せた。

 また12月11日にMBS主催のがん啓発イベントに出演することも決まった。25歳の時に乳がんを発症した元SKE48で、タレント、声優の矢方美紀と共に、若い世代でがんに罹患(りかん)した患者の治療や悩みについて語る予定だ。原口は早期発見と治療の大切さを訴え「コロナの影響でがん検診や受診を先延ばしにしている人もいるかもしれません。自分の経験を語ることで少しでも後押しできるきっかけになればうれしい」と呼びかけた。

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