阪神 守護神・岩崎を登録へ 代役のアルカンタラが同点&サヨナラ被弾
「広島5-4阪神」(22日、マツダスタジアム)
阪神が痛恨のサヨナラ負けで広島相手に開幕から10戦白星無し。矢野監督は試合後、出場選手登録を抹消している守護神・岩崎について「うん、上げる」と明言。23日から抹消期間が明けるため、即登録する見通しとなった。
岩崎はリフレッシュの意味合いで交流戦終了翌日の13日に出場選手登録を抹消。リーグ戦再開からの5試合はアルカンタラが代役守護神を務め、八回にはリフレッシュ期間が明けた湯浅を据えていた。しかし19日のDeNA戦では湯浅が3失点し連勝が5でストップ。21日の広島戦では西勇が踏ん張れず五回までに5失点。そしてこの日はアルカンタラが延長十回に同点弾、十一回にサヨナラ被弾と投手陣に悪い流れが続いていた。
岩崎は開幕直後からケラーに代わって守護神となり、ここまで13セーブ、防御率1・96をマーク。頼れる左腕が復帰することでブルペンの層も厚くなることから、矢野監督は「元気に帰ってきてくれると思うし、スグルにはずっと頼っているけど、そういうポジションにいるピッチャーなのでまた頑張ってくれたらと思います」と期待を寄せた。