阪神 9連敗中の広島にリード許す展開 岩貞が代打・堂林に勝ち越しソロ浴びる

7回、堂林に勝ち越しソロを浴び、ぼう然と立ちつくす岩貞(撮影・飯室逸平)
 7回、代打・堂林は左中間に勝ち越しソロを放つ(撮影・山口登)
 7回、堂林に勝ち越しソロを打たれ、矢野監督(後方中央右)はさえない表情でグラウンドを見つめる(撮影・山口登)
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 「広島-阪神」(23日、マツダスタジアム)

 広島に開幕から9連敗中の阪神が、七回に堂林に本塁打を浴びて勝ち越しを許した。

 試合は阪神が初回、広島のミスに乗じて2点を先制した。それでも五回、先発のウィルカーソンが上本に左中間を破る適時三塁打を浴びて同点とされる。

 さらに七回だった。代打堂林に対して岩貞が、1-1から投じた3球目。外角高めのスライダーを狙われ、左中間スタンドに勝ち越しのソロ本塁打を浴びた。

 阪神は22日の対戦でも延長十一回、宇草にサヨナラアーチを浴びて敗れた。広島には引き分けを挟み、開幕から9連敗中。対戦10試合を終えて勝利なしは、1988年以来34年ぶりの屈辱だった。

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