阪神 サヨナラ危機助かった 矢野監督「負けと引き分けでは全然違う」

 延長12回、選手交代を告げベンチへ戻る矢野監督
 10回、菊池涼の安打で本塁を突いた中村奨が転倒、本塁手前でタッチアウトにする坂本(撮影・飯室逸平)
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 「広島3-3阪神」(23日、マツダスタジアム)

 延長十二回の熱戦。今季の広島戦白星はお預けとなったが、矢野監督はドローを前向きに捉えた。「負けて帰るのと引き分けでは全然違うんで、引き分けがあって良かったと思えるようにしていかないとダメ」。1点を追う九回2死二塁で近本が意地の同点タイムリー。救援陣も踏ん張った。

 ただ広島戦は開幕から9敗2分け、11戦未勝利の現実は重くのしかかる。2-0の三回は3盗塁を絡めて1死満塁の好機を作ったが、頼みの大山が空振り三振。六回2死二塁では梅野の二塁内野安打で糸井が三塁をオーバーラン。菊池涼の送球でタッチアウトになるシーンもあった。

 「アンダーソンのところで点が取れていないというのがどうしても響いてしまう。もちろん、みんな取りにいこうと思ってるし、気持ちはあるんだけど、ああいうところでしっかり取っていきたい」

 矢野監督は反省も忘れなかったが、24日からは甲子園で中日3連戦。先発はエース・青柳だ。「試合自体は悪い試合をやってるわけじゃないと思う。自分たちの野球をまたやれるような引き分けにしたい」。本拠地から反攻に出る。

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