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阪神・湯浅が念願のプロ初勝利 紆余曲折経た4年目「いろいろあったな」 記念球は両親へ

 プロ初勝利をした湯浅はウイニングボールを手にスタンドのファンに応える(撮影・山口登)
 矢野監督(左)から祝福され、ウイニングボールを手に笑顔でポーズを決める
 
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 「阪神6-4中日」(24日、甲子園球場)

 無数のフラッシュを浴びながら、矢野監督と肩を組んだ阪神・湯浅京己投手(22)は爽やかで最高の笑顔を見せた。4年目にして、手にしたプロ初勝利。「いろいろあったな」-。紆余(うよ)曲折を経て、たどり着いた甲子園のマウンドで念願の白星をつかんだ。

 八回。青柳が同点を許し、なお1死二塁からマウンドへ。溝脇の投ゴロをさばくと、迷わず三塁に送球。二走を挟殺プレーでアウトにし、「想定内でした」。冷静なプレーで相手に傾きかけていた流れを変えた。

 その後、三塁・糸原の失策で2死一、三塁となったが、京田を左飛で勝ち越しは許さなかった。

 快投劇の裏には、21日の広島戦前に、矢野監督からかけられた言葉が影響していた。

 「(勝ち越しを許した19日の)DeNA戦のように打たれないということは絶対にないから。経験を生かして、打者に立ち向かっていってくれ」

 そんな指揮官の言葉が胸に刺さる。「絶対に打者を抑えてやるという気持ちが強くなりました」。鬼気迫る表情で投げ進め、ピンチを脱出。気持ちの入った湯浅の熱投があったからこそ、勝利の流れができたと言っても過言ではない。

 聖光学院3年夏は背番号ももらえず、甲子園はベンチ外。ミーティングではボロ泣きだった。甲子園に出場している間は、鳴尾浜に隣接するグラウンドで打撃投手を務めていた。悔しかった過去には変わらないが、プロ入りを経て「そんなこともありましたよ」と今では笑い話にできるくらい心も強くなった。

 湯浅には目標がある。それは岩崎のようなポーカーフェースの投手。「マネしたいんですけどね。堂々としてカッコイイ、ああいう投手になりたい」と思いをはせる。

 記念球は両親に贈る予定。守護神・岩崎のように信頼される投手になるために、全力で腕を振る日々は続く。

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