阪神・ロハスが激走二塁打 佐藤輝の先制打呼び込んだ 日本S進出へ「手助けできるよう」

 「巨人0-4阪神」(19日、東京ドーム)

 夏男の勢いが止まらない。0-0の七回先頭、山崎伊が投じた初球の変化球を捉えた。三塁線を破る打球にヘルメットを飛ばす力走で一気に二塁を陥れた。前夜は先制&決勝3ランでチームを連敗脱出に導いた阪神・ロハスが、先制のチャンスメークで連勝に貢献した。

 「あの打席は何とか強い打球をと思っていた。カーブが来てタイミングが外れたけど、何とか持ちこたえてレフト線に飛ばすことができました」。次打者・佐藤輝の左前適時打で本塁生還。懸命に食らい付いたロハスの一打が試合を動かした。

 四回の第2打席でも中前打を放ち、4試合ぶりのマルチ安打をマーク。8月の月間打率は・382へ上昇した。「毎日毎日、しっかり練習して、取り組んでいることが成果として出ている。本当にいい感覚で試合に臨めています」と確かな手応えを口にする。

 大山がコロナ感染で登録抹消された5日、代替選手として1軍に舞い戻った。「大山さんの不在を何とかカバーできれば」の一念で全力プレーを続けてきた。大山が復帰したこの日も「3番・左翼」でスタメンに名を連ね、活躍した。

 「自分が頑張って、チームの日本シリーズ進出に少しでも手助けできるように力を出せればと思っています」と語る献身的な助っ人が、残り30試合の大反攻劇を支える。

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