阪神・梅野 岡田新体制は「ピリピリしていい環境」 正捕手は「本当にうれしい」

 阪神・梅野隆太郎捕手(31)が2日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億6000万円で更改した。3年契約の2年目となる来季に向けて、「個人成績より、岡田監督の言う『アレ』を目指して頑張っていきたい」と新体制の下、正捕手としてチームを優勝に導く覚悟を示した。(金額は推定)

 今季は100試合に出場し、打率・228、4本塁打、25打点。坂本、長坂との併用で先発マスクは80試合にとどまった。既に岡田監督が梅野を正捕手で固定する方針を明言。「本当にうれしい。いつになったら正捕手と言われるのだろうと思っていた」と意気に感じ、モチベーションも上がっている。

 第3クールまで参加した秋季キャンプを振り返り、「一つのノックからピリピリして、いい環境だった」と経験、実績ともに豊富な新監督効果を力説する。

 「優勝すれば何でも報われる」と個人成績でこだわりの数字はない。「ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞は優勝キャッチャーが選ばれていることが多い。シーズンを戦い抜いてそういう賞をもらいたい」と優勝チームの正捕手として評価されることを求める。

 「岡田監督の野球をみんなで理解しながらチームで優勝する。それに尽きる。みんなで最高の笑顔で喜び合いたい」。来季は野手最年長と正捕手の自覚でチームをまとめ上げる。

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