阪神打線が大爆発 2回で早くも今季最多の8得点 大野雄大をあっさりKO 佐藤輝「勢いにのって」六甲おろしが鳴り止まず

 「阪神-中日」(20日、甲子園球場)

 阪神打線が二回で早くも今季最多となる8得点をマーク。中日・大野雄大を一気にKOし、甲子園が歓喜のるつぼと化した。

 初回に「とにかく先制したかった」と大山の適時打で先制した阪神。先発の大竹が逆転を許して迎えた二回、一気のつながりを見せた。ノイジーの四球、坂本&木浪の連打で無死満塁の好機を作ると、大竹が幸運なタイムリーを放って同点。さらに「大竹もつないでくれましたし、いい流れの中で打席に立つことができました」と近本の犠飛で勝ち越しに成功した。中野が四球を選んだところで大野は降板。すると2番手の梅野にクリーンアップが襲いかかった。

 森下が「満塁だったので楽な気持ちで打席に入れた」と三遊間を破るタイムリーを放つと、大山は2打席連続打点となる犠飛。さらに佐藤輝が「勢いにうまく自分も乗ることができました」と右翼線へ2点二塁打を放ち、坂本の打球をカリステが適時失策する間に今季最多の8点目を挙げた。

 阪神は10戦連続2得点以下と低迷していたが、19日の同戦で7得点をマークし悪夢の連鎖から脱出。迎えたこの日、たまっていたものが一気に爆発したかのように打線がつながった。

 阪神は今季初の5連勝がかかる一戦。首位・中日とは1・5ゲーム差に迫っており、勝てば肉薄することになる。岡田監督は19日の試合後に「今年初めてですね、こんなゲームは」と白い歯をこぼしていたが、不振を極め14日の中日戦(バンテリン)では大手術を施すなどした日本一打線がついに覚醒した。

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