阪神2軍 ビーズリーが今季最長7回1安打無失点、ベタンセスは初連投で1回無失点2奪三振 投手陣の好投に和田2軍監督も高評価

 2回から登板し、7イニングを無失点におさえ勝利投手となったビーズリー(撮影・金居みつよし)
 2番手で登板し力投するビーズリー(撮影・山口登)
 8回を終え、笑顔でベンチに戻るビーズリー(右は栄枝)=撮影・山口登
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 「ウエスタン、阪神6-1中日」(25日、鳴尾浜球場)

 阪神は高橋が肘などの手術から2度目の先発で1回3安打1失点2奪三振。「腕の状態的に、前回よりいいかなって感じ」と収穫の1イニングとなったことを明かした。二回から登板したビーズリーは今季最長の7回を1安打無失点、初めて連投したベタンセスは1回無失点2奪三振とともに好投。好調の中日打線を封じ込め、和田2軍監督は「よかった。球の強さもキレもありながら」「落ち着いて今日が一番安定感もあった」などと2人の投球を評価した。

 打線は戸井が3月24日以来となる複数安打で発の3安打を記録し1打点と活躍した。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -先発の高橋は2度目の登板。

 「いや、よかったよ。最初の左翼線に落ちたやつか。あれはもうアンラッキーというか。しっかり、いろんな条件を頭に入れてれば捕れた打球だと思うし。そこでちょっとしんどくなっちゃったけど、あと他の球はそんな悪くないし。前回同様の球を投げててたんじゃないかな」

 -今後、投球イニングは増えるか。

 「いや、まだまだ。もう一回ぐらいね。1回だけ。それぐらいちょっと念には念を入れながら、前に進んでいこうと思ってます」

 -基本的には先発で。

 「いやね、できればっていうところはあるけど、全部が全部っていうわけにはね。他のピッチャーもいるし、なるべくそういう配慮はしていきたいとは思うけど」

 -ビーズリーは7回1安打無失点。

 「いや、よかったよ。あの球の強さもキレもありながら。もう、ほんとにいつもだけどね向かっていく姿勢というかね。ちょっと力みすぎて、引っかけてしまったりね。制球がちょっと乱れることがあるかもしれないけど、それでもしっかりその後、修正してね。きっちり投げられてたんで、状態自体は非常にいい感じじゃないかな」

 -イニング数は徐々に伸ばしてきた。今後は今回と同じようなイニングをずっと投げながらか。

 「先発してないから、ちょっと感じは違ったかもしれないけど。やっぱ今日も本人がね、100球ぐらい、近いところを投げたいっていうことで。試合展開にもよるんだけど。1安打かな。しっかり投げることができたんで。次回もそういう感じになってくるよね。先発しながら、いけるとこまでという」

 -ベタンセスは初めて連投だった。

 「今日は連投テストっていうところで。どんな展開でもいかそうとは思ってたんだけど。ほんとに投げるたびにというかね、落ち着いて今日が一番安定感もあったし。球自体は、もう最初の登板から良かったけど、だんだんこう、落ち着いてきて、制球もまとまってきてるんでね。うん、非常に楽しみだよね」

 -ミエセスは遠征に帯同する。

 「もう制約っていうか、ここまでっていうあれ(制約)は取れたんでね。あとは体力の問題もあるから、全部がフル出場っていうことは、現時点ではないけど。少しずつ、打席であったり、守備につくね、回数であったり。そういうところが増えてくというか、増やしてくというか。試合の体力を取り戻さないといけないんでね。そこら辺のところ、頭入れながら起用していきます」

 -井坪や中川といった若い選手も躍動した。

 「戸井も含めて、山田の守備にしてもそうだし、やっぱりそこらへんの選手が。中心にはね、1軍クラスの選手が何人かね、座ってるけど。やっぱりここにいる若い選手がね、躍動しながらゲーム出られたら。毎日、出られるわけではないけど、出た時にしっかり。毎日ね、簡単に結果が出るような世界じゃないけど。そういうことをね、求めながら、やっぱりもう前を向いてね、やってってほしい中で。うん、今日の試合に関してはね、そういう気持ちがゲームでも現れてたし、やっぱりそうやって勝ちに貢献していくことでね、力が付いていくと思うんでね。なるべくね、試合も、そういう勝ちゲームというよりも、そういう接戦をしながら、うん、経験を積ましていきたいなとは思ってます」

 -明日の先発は。

 「(西)純矢」

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