元阪神・掛布氏「岡本君と4番の差」「失投を長打にできない大山」と厳しく指摘、ゲラ&梅野にも喝!

 阪神OBの掛布雅之氏が27日、MBS「よんチャンTV」に生出演。巨人との伝統の3連戦の最終戦(26日)、逆転負けを喫した阪神に厳しくも温かいエールを送った。

 巨人は1点を追う九回1死、岡本和がゲラの初球を狙い、9号ソロ本塁打。延長十回、丸の中犠飛で逆転し、劇的勝利を飾った。

 掛布氏は3連戦を振り返り、「両チームの打線って、そういいわけじゃないです。4番が打つか打たないか」と「4番の差」と指摘。3戦目の岡本の本塁打について「状態はそんなによくないんですけど、あの場面で打てる4番のホームランって勝負を決める」と断言し、「しかもゲラの失投ですよ。甲子園の浜風を考えたら、絶対投げてはいけない(球)。外中心に攻めなきゃいけないのに、やや真ん中からシュート回転した、一番飛ぶゾーンに投げてしまった。配球ミスもあります」「どんなに早いボールでも、絶対、あそこに投げてはいけない。もっと外を中心に、梅野ももっと繊細な、大胆なリードをしなければいけない」と岡本を絶賛しつつ、阪神バッテリーの配球ミス、失投に言及した。

 さらに「阪神の4番の大山。菅野君に対して(七回裏1合うとの)3-1というバッテイングチャンスで、菅野君がゲーム後に『投げミスの1球』だと言ってる、この後悔してる投げミスを、レフト前にしか運べない。ピッチャーの投げミスを長打にできない4番の、岡本君との差がね」と指摘。「あの失投を仕留めた岡本君もすごい!今の大山は2球の失投を長打にできない。この4番の差が、(3連戦で)1勝2敗の差に出た。ちょっと大山には厳しいですけども」と不動の4番だった“ミスタータイガース”は繰り返し、愛ある叱咤を送っていた。

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