阪神・村上 2年連続の交流戦開幕投手 各チーム1カードのみ“一発勝負”出し惜しみなし!得意スローカーブでハム打線封じへ

 走り込みで調整する村上(撮影・立川洋一郎)
明るい表情を見せて練習に臨む村上(撮影・立川洋一郎)
キャッチボールをして調整する村上(撮影・立川洋一郎)
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 交流戦開幕となる28日の日本ハム戦(甲子園)に先発する阪神・村上頌樹投手(25)が27日、甲子園室内で投手指名練習に参加し、“一発勝負”のファイターズ打線を全力で封じ込めることを宣言した。自己ワースト3連敗中だが、万全の準備をアピール。29日に先発予定の大竹耕太郎投手(28)も、昨年の交流戦で黒星を喫した日本ハムへのリベンジに燃えた。

 2年連続の交流戦開幕投手に気負いはない。自身の連敗ストップへも迷いはない。戦う相手がパ・リーグに変わるが、「去年も交流戦初戦だったので、気持ちは何も変わらず臨めるかな」と平常心。前回21日・広島戦(マツダ)は五回5失点KOで沈んだが、「前回打たれましたけど、やることは変わらないので、いいときも悪いときも。しっかり準備はできたと思う」と日本ハムとの初対戦へ闘志を高めた。

 交流戦は各チーム1カードのみとあって、「一戦しか勝負がないので、今持ってる自分の力をしっかり出せるように。次また当たったときのため、とかはあまりないので」と余力は残さず、フルスロットルで挑む。昨季は交流戦3試合に登板し、パの印象を「速い球には慣れてるのかな」とインプット。速球打ちが得意なパの打者を、あざ笑うかのような武器もある。今季多投し、セの猛者をほんろうしてきたスローカーブに、「向こうもデータが入るかもしれないけど、甲子園は広いし、有効的に使えれば」と期待を込めた。

 リーグ2位につけるファイターズ打線については、「長打もあるし、小技もある」と分析。44盗塁はリーグトップを誇るが、「間をしっかり空けて、自分がクイックをできてれば、刺してくれると思うので」と対策に余念はない。昨季のセMVP右腕が本領を発揮し3勝目をつかんで、交流戦白星発進を決める。

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