阪神2軍 百崎が虎新人1号 和田2軍監督「打撃は見てて面白い」高橋は今季最長5回を1安打0封

 5回、先制本塁打を放った百崎は笑顔で本塁に戻る(撮影・石井剣太郎)
 5回、先制本塁打を放つ百崎(撮影・石井剣太郎)
 先発し力投する高橋(撮影・石井剣太郎)
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 「ウエスタン、阪神1-2中日」(8日、鳴尾浜球場)

 阪神はドラフト4位・百崎(東海大熊本星翔)の先制ソロの1得点のみとし、2連敗した。

 今季6度目の先発・高橋は復帰後最長5回を1安打無失点。前回1日のウエスタン・ソフトバンク戦で3回6安打6失点と打ち込まれたが、見事な修正力を発揮した。

 打線は百崎が五回2死から放った“プロ1号”で同期野手の中で本塁打一番乗り。4月に右足の肉離れで戦列を離れていた高浜が復帰後初スタメンでマルチ安打を放った。これで4試合連続安打で打率・407と状態を上げてきている。

 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -高橋が今季最長5回1安打無失点。

 「今日は打たして取る投球っていうかさ、ここっていうとこで三振を取りにいくっていうのも出してて。今日は球数とか決めて、イニングより球数というところでいったから、本人もそのつもりでやっぱりいかに球数を減らしていくかっていうところを重点を置いて投げてたんで。それで65を想定しててそれ以下でね、5回を投げられたっていうのは収穫だと思う」

 -前回6失点で直球が特に課題だと。

 「三振を取りにいく真っすぐっていうところじゃなくて、コース気をつけながら低めで出せる、そういうことをしたんで、今はちょっと抑え気味でコースの高さを警戒しながら打たして取るというね、投球が。そこをね、重きを置いて投げたと思うんでね。今、段階的に球数だったりイニングだったりっていうところをね。その中で遥人もしっかりテーマを持って投げられてるので」

 -十回1死一塁から川原。

 「由宇で、ずっと無失点を続けてきたのが途切れたけど、しっかり気持ちを切り替えて今日の登板に臨んでるっていうようなものが、もうマウンドで見て取れたんで。ほんとに左、左っていうところでね、ああいう投球ができたっていうのはやっぱりずっと無失点を続けてきて、失点してしまうとどうしても気持ちの面で少しね落ち込むっていうとあれだけど。しっかり切り替えて投げられたっていうのは、これまた収穫だと思うんで。次の登板からまっさらの状態というか変な思いもなくまた投げられると思うんでね、今日みたいな投球を続けてほしいね」

 -百崎は1号。阪神の新人で1番乗り。

 「打席数もちょっと出遅れたって。打席数も少ない中で、バッティングは見てて面白いなっていうものは、今のところはまだ数は少ないけど、その中でも見せてくれてるよね。このまま磨いてってほしいし、今バッティングは成功してるかもしれないけど、彼が守備もやらないとあかんし、走塁もやらないとあかん。全部ね、打つのも走るのも守るのも全部レベルアップしていかないといけない、そういう1年だと思う。体をしっかり作りながら、そこら辺のところを考えて今日の1発は自信にしてくれたらいいんでね。より一層、気持ちを入れてやってほしい」

 -確信の一発で笑顔だった。

 「距離的にはね、もう十分な当たりだったし。左ピッチャーに強いところも見してくれたんで。まだまだやらないといけないことはたくさんある選手ではあるけど、やっぱり芯に食えばあれぐらい飛ばす力があるって見せてくれたし。非常に自信というか勇気が出るというか、そういうものがね。ちょっといくぞっていうような一発であったと思います」

 -明日の先発は。

 「津田」

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