阪神 才木と井川氏が甲子園での羽生×藤井の記念対局前にトークショー 井川氏は「白熱してしまって」と現役時代の久保田投手コーチとの将棋秘話を暴露

トークショーを行う才木(撮影・石井剣太郎)
対局前に来場者に手を振る藤井聡太七冠(左)と羽生善治九段(撮影・石井剣太郎)
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 阪神の才木浩人投手(26)と球団OBの井川慶氏(45)=デイリースポーツ評論家=が8日、甲子園球場で行われた日本将棋連盟と阪神甲子園球場の「100周年記念対局」を前に、トークショーを開いた。

 三塁スタンドに特設ステージが設置され、谷川十七世名人と室谷女流三段と登壇。才木は小学生の頃から父と将棋を指していたという。「昔から父親とか祖父とかと将棋を指してました。結構やってましたね」。好きな駒は飛車。谷川十七世名人からは初段の免状も送られた。

 羽生善治九段と藤井聡太竜王・名人の対局が行われるが、才木が藤井と顔が似ているという話題も。「めちゃくちゃ言われますね。僕の中では絶対に高橋遥人さんの方が似てる」と会場を笑わせた。

 井川氏は現役時代の秘話も披露。2004年10月の広島戦。当時の広島市民球場でアップ後に久保田(現・投手コーチ)と将棋を指していたという。

 「白熱してしまって。普通は30分前にアップをしないと間に合わないんですけど、ずっとやってた。時計がなくて気づかなくて。誰かに言われて、やばいと思って急いでブルペンに行きました」と明かした。

 将棋親善大使を務めたこともある井川氏と才木のトークショーは盛り上がりを見せた。

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