阪神・育成ドラ1工藤は大の筋肉マニア!石井に弟子入り宣言「すごく聞きたいことがあります」
阪神は9日、大阪市内のホテルで新入団会見を行い、縦じまのユニホームに逆三角形の肉体美が浮かび上がった。育成ドラフト1位・工藤泰成投手(23)=四国ILp徳島=は筋肉マニアであることを明かし、同じ秋田県出身で筋トレ好きの石井に弟子入りを宣言した。
「とりあえずでかくして、その中で野球ができる柔らかさが必要。オフシーズンはしっかりでかくします」。ステージ上では上腕二頭筋を強調するボディービルポーズを披露。丸太のような腕が筋肉愛を物語った。
独立リーグ時代は自炊で鶏胸肉、ブロッコリー、白米を1日4食摂取。ボディービルダーさながらの高タンパク食で筋肉を育て上げた。
先輩の石井も同じ独立リーグ出身で今季56試合登板とブレーク。既に連絡を取り合っており、「僕もトレーニングが好きで共通の話題もあった。すごく聞きたいことがあります」と先輩との合同トレーニングを心待ちにした。
現在は筋肉量68キロで今オフでの3キロ増が目標。ボディービルダーでも難しい数字を掲げた。「より種目とセット数を増やして、でかくする」とダンベルと向き合い、筋肉をいじめる決意だ。
阪神の筋肉好き選手が集う「チーム筋肉」への入会も希望した最速159キロ右腕。「息の長い剛腕投手になって、タイトルを取ってチームに貢献したい」。筋骨隆々の肉体でマウンドに立ち、聖地を沸かせる。