阪神4年目・豊田 背水の覚悟「勝負だと思って、最後だと思って」 昨秋CのMVPが初の宜野座組

 井坪(左)からあいさつされる豊田(撮影・中田匡峻)
 ベースランニングをする豊田(撮影・中田匡峻)
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 4年目で初の宜野座組スタートとなった阪神の豊田寛外野手(27)が22日、春季キャンプは背水の覚悟で臨む考えを明かした。「浮かれてる暇もない。勝負だと思って、最後だと思って」と強い決意を込めた。

 昨秋キャンプは紅白戦3試合で8打数5安打、打率.625。「危機感が結果に表れたという意味では豊田」と藤川監督からMVPに選出された。注目度が高まる2月へ向けて「結果を出すしかないと思うので、自分の与えられたチャンスを無駄にせずやっていきたい」と昨秋の再現を狙う。

 鳴尾浜で自主トレに励み、「バッティングもそうなんですけど、全ての面でアピールしなければいけない」。持ち味の打撃面だけでなく、守備走塁でも存在感を示して開幕1軍を狙う。

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