「オープン戦、西武１－０阪神」（１１日、ベルーナドーム）

　阪神はドラフト１位の伊原陵人投手（２４）＝ＮＴＴ西日本＝がオープン戦に初先発し、４回無失点で開幕ローテ入りへ猛アピール。藤川球児監督（４４）は、満塁のピンチも切り抜けた落ち着きぶりを高く評価した。以下、同監督の主な一問一答。

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　－伊原は先発でしっかりとしたものを。

　「カウントを有利に進められていない状況でも、うまくカウントを取ったりとか。調子が良ければもっとカウントが有利にいくんですけど、そうではない状況からでも落ち着いて見られましたね」

　－フライアウトが多かった。

　「キレがあるんでしょうね。また本人と話をしてみますけど」

　－工藤は変化球主体の引き出しも。

　「それはバッターも反応してましたしね。球が高めに浮かないですしね。非常に良い状態じゃないかなと思います」

　－大山らはリフレッシュで。

　「向こうでやることがしっかりあるんで。シーズンに向けて今、打ち込んだりしている状況ですから。今日は井坪とか自分が一軍で戦えるかどうか、はねのけるのか、はね返されるのかという一日だったと思います。いろんなことを感じる何日間なんじゃないかな」

　－終わってみたら１安打。井坪含め、もう少し見せてほしい部分も。

　「今はオープン戦なんで２打席ずつとかですから、どうしてもぶつ切りにはなってしまうんでね。ただ、その中でも１人ずつ、越えなければいけない壁があって。これを経験としてどんどん次に生かしていかなきゃいけないですからね」