阪神・中野 プロ初DHで巧みにマルチ「打席に集中」持ち味発揮 15日からカブス&ドジャース戦「試す段階ではない」
「オープン戦、西武2-3阪神」(12日、ベルーナドーム)
阪神・中野が巧みなバットコントロールで魅せた。9番に座り、プロ入り後初めてとなるDH出場でマルチ安打を記録した。
「(DHは)打席に集中できるというのもあったので、しっかりとやりたいことができました」。三回2死で追い込まれながら8球目のチェンジアップを捉えて左前打。「食らいついていけた」と今井の150キロ超の直球をカットしながら、変化球を泳ぎながら拾った。五回2死一塁は甲斐野の外角直球を左前打。鮮やかな流し打ちで持ち味を発揮した。
開幕も約2週間に迫り15日からはカブス、ドジャースとのプレシーズンゲームが控える。「いろいろ試す段階ではない。自分の最高のパフォーマンスが出せればいい」。本番モードに切り替え、シーズンに突き進む。
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