阪神・ビーズリー 不安一掃4回0封 26日ぶり登板も「感触が良かった」5K貫禄投球
「ウエスタン、阪神2-0ソフトバンク」(20日、日鉄鋼板SGLスタジアム)
名前がコールされると場内は温かい歓声に包み込まれた。阪神のジェレミー・ビーズリー投手が先発で4回3安打無失点。開幕ローテ入りが確実視される右腕が、久々の実戦で不安を一掃した。
沖縄キャンプ中だった2月23日の練習試合・中日戦以来、26日ぶりの登板を終えると「心配しないでください。準備できてますよ」と問題ないことを強調した。
初回から三振の山を築いた。先頭・石見に対して直球を3球続けて追い込むと、8球目のカットボールで三振に仕留めた。さらに2死一塁で広瀬隆は、この試合で最速の153キロの直球で空を切らせた。「今日は感触が良かった」。久々の登板に力みもあったが、計5奪三振と貫禄投球で椎葉にマウンドを託した。
体調不良により登板予定だった5日の中日とのオープン戦を回避。10日に練習復帰してからは2軍で調整を続けてきた。視察に訪れた藤川監督は「球速も出ていて順調かな。球の強さとか良くなりそうな兆しはあった」と太鼓判。助っ人右腕は来日3年目は「ルーティン通りやって、コンディションを上げていけたら」と力を込めた。
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