阪神が二回に適時失策で先制 ヤクルトのベテラン左腕・石川がまさかの本塁悪送球で16イニングぶり得点 ビーズリーのスクイズなどで一挙3得点

 「阪神-ヤクルト」(9日、甲子園球場)

 阪神が相手先発のベテラン左腕、石川のまさかの本塁悪送球の間に先制点を奪った。

 二回に連打と四球で無死満塁のチャンスをつくると、続く梅野は外角のシンカーを引っかけて投ゴロに打ち取られた。しかし、やや三塁側に高くバウンドした打球をジャンプして処理した石川が、クルリと反転して本塁に送球したボールが一塁側にそれ、捕手・中村悠の足がベースから離れた間に三塁走者が生還した。

 これが阪神にとって16イニングぶりの得点となった。

 なお無死満塁で小幡の中犠飛で2点目。さらに1死一、三塁で投手のビーズリーが三塁前にセーフティースクイズを決めて、ベンチは大盛り上がり。藤川監督も満面の笑みを浮かべて喜んだ。この回3点を奪った。

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