阪神・藤川監督 工藤は「経験しながら強くなっていく」佐藤輝「出ろとは言えないですからね」【一問一答】

 「阪神3-5ヤクルト」(9日、甲子園球場)

 阪神は手痛いミスでヤクルトに逆転を許し、連敗を喫した。佐藤輝明内野手(26)が体調不良で2試合連続スタメン落ちとなった中、3番森下、4番大山と打線を組み替えて3点を先行。だが六回、先発・ビーズリーが無死二、三塁のピンチを招いて降板すると、2番手の工藤は2暴投で1点差に。3番手・及川が1死一、二塁から代打・増田に同点の左翼線適時二塁打を浴びると、さらに1死二、三塁で一ゴロを捕球した大山が本塁に悪送球。2者が生還して一気に2点を勝ち越された。藤川監督の主な一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 -工藤は前回のいい経験と今日のような経験をできたことは大きいか。

 「それはもちろんですね。まだ4月ですから。そういうところを経験しながら強くなっていく。あと2点で最後まで粘ってたので、何とかはね返したいというところはあったんですけどね。また明日に向けてやっていくというところです」

 -佐藤輝は長引きそうか。

 「本人のコンディションですからね。本人が行ける状態になればというところですけど。出ろとは言えないですからね。自分が責任ある役割だということは分かってますけど、他の選手も自分たちでやるという思いがありますから」

 -遊撃に入った小幡はいいプレーを見せた。

 「小幡はすごくいい動きをしていましたね。そういうふうにしてチームを少しずつ強くしていかなければいけない」

 -ヤクルト・石川の投球はどう見たか。

 「粘り強さは見習うべきところがたくさんあると思いますね。苦しい状況にもかかわらず、粘り強く投げ切ろうとするところは、これだけ長くできてる証しだなと思いますし」

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