阪神 村上頌樹がまさか…二回に悪夢の今季ワースト5失点 1イニング54球の異常事態 甲子園が静まりかえる 4回5失点KO
「阪神2-5広島」(18日、甲子園球場)
阪神の村上頌樹投手が先発したが、2点を先制した直後の二回に今季ワーストの5失点。打者一巡の猛攻を受けた。
初回に1死から四球を与えたが、しっかりと後続を打ち取った村上。直後に前川の2点タイムリーで先制し、首位攻防戦の甲子園が沸き返ったが、思わぬ悪夢が待っていた。
野間、ファビアンに連打を浴びて無死一、二塁のピンチを招くと、送りバントの構えを見せていた菊池がヒッティングに切り替えて左中間を真っ二つに破られた。
一気に2者が生還して同点に追いつかれると、会沢への四球、森下の送りバントで1死二、三塁とピンチが拡大。二俣には14球粘られた末に四球で歩かせ、満塁から矢野に左翼へ勝ち越しの邪犠飛を許した。
さらに小園に右前打を浴びて再び満塁となると、末包に左前2点打を浴びて一挙5失点。今季ワーストの大炎上となってしまった。
開幕戦以来、広島との対戦となった村上。だが低めの変化球をことごとく見極められ、浮いたボールを狙われてしまった形だ。初回を15球で立ち上がった村上だったが、1イニングで54球を投げさせられる異常事態に陥った。
以降は無失点に抑えたが球数が100球を超えた4回で降板。開幕から4戦4勝とはならなかった。降板後、球団広報を通して「悪い流れにしてしまった二回の投球がすべてでした。先制してもらった次のイニングで失点してしまい、みんなに申し訳ないです」とコメントした。
打線にも悪影響が及んだのか、以降は広島・森下の前に沈黙。完投勝利を許し、重要な首位攻防戦を落とし連勝がストップした。
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