阪神・木浪 20戦ぶりスタメン燃えた!チーム初安打&無失策、久々のフル出場「しっかり準備したことができた」
「DeNA1-0阪神」(15日、横浜スタジアム)
安打を放ち、三つのゴロと一つの飛球をグラブに収める。3時間13分をフル出場。阪神・木浪聖也内野手にとって約1カ月前までは普通のことが懐かしく感じた。「本当に試合に出るっていうのはすごく楽しいなと思って」。勝てなかった。でも、不屈の男にとっては大事な再出発の一戦になった。
4月19日の広島戦(甲子園)以来、20試合ぶりの先発出場。気迫が違った。三回無死でジャクソンの変化球を捉え、チーム初安打の左前打。一塁上では喜びを強く表現して、内に秘めたものを吐き出したようだった。
振り返れば、約1カ月前の同戦は3失策。それから試合前練習では守備に割く時間が増えた。この日は守備機会も難なく処理。「今日は負けたんですけど、自分としてはしっかり準備したことができたと思います」。悔しさを糧に、たくましくなった。
「できることはしっかりやるっていうのは、ずっと変わらずやってきた」と投手への声かけでも貢献。四回2死一、二塁では二ゴロに倒れたが、この日の1安打と無失策が次戦以降につながっていくはずだ。「いい時も悪い時もある」。だから、木浪は出番に備えて最善の準備を尽くしていく。
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