阪神 石井大智「監督には及ばない」頭部に打球直撃で離脱「通してやることが難しい」「肩肘の回復期間を頂けた」金字塔にも一切おごらず

 「広島0-2阪神」(13日、マツダスタジアム)

 阪神・石井大智投手が2点リードの九回から登板し、3つのアウトを全て空振り三振で奪う投球を見せ、藤川監督を抜いてセ・リーグ新記録となる39試合連続無失点の金字塔を打ち立てた。

 それでも右腕は「特にそこは」と意に介さず。6月6日のオリックス戦で頭部に打球が直撃し、約3週間の離脱期間があったことに触れ「僕にはそれがあったんで。やっぱ監督との数字ってのは比較にならないと思うんで。(離脱期間なく)通してやることがすごく難しいと思いますし、そこで時間を空けられた分、肩肘だったり、回復期間を頂けたんで、記録的に残るのはうれしいですけど、全然、監督には及ばないなと思います」と一切おごることはなかった。

 藤川監督は「本当に誇らしいですけど、まだ戦ってる途中ですからね」と語り、石井と記念写真に収まる際にも「おめでとう」とは声をかけながらも、続けて「まだ先があるから、これからも頼むな」と語りかけていた。

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