阪神・大竹&高橋が同学年左腕対談 大竹「(遥人は)鬼滅の善逸みたいな感じ」高橋「(大竹は)何考えてるか分からない」
阪神・大竹耕太郎投手(30)と高橋遥人投手(30)が同学年左腕で対談を行った。学生時代の意外な関係性や、独特な世界観を持つ2人の“頭の中”とは-。30歳になって迎えるプロ9年目のシーズンへ向けて「2人で50試合登板、300イニング」という目標を掲げ、ともにローテーションを守り抜くことを誓った。
◇ ◇
-初めて会話したのは。
大竹「ドラフト終わったくらいかな?あ、会話はしてないか。『阪神の2位じゃん』ってLINEした記憶はある」
高橋「いやもう、なんで2位なんやろう」
大竹「(笑)。プロ入りしてからは、球種の感覚とか調整の方法とかは、ちょっとやりとりした。直接の会話は阪神に入ってからかな」
-それぞれ周囲から独特な世界観があると言われているが。
高橋「いや、僕めっちゃ普通ですよ(笑)ヘンって言われますけど、学生時代を知っている人に聞いたら『変わってない、普通』って言われると思いますよ。耕太郎は絶対、学生時代の人に聞いても『変わってる』って言われるんじゃないですか?(笑)僕はまだ自分を出せてないです」
大竹「9年目で?(笑)」
-お互いの性格を言い表すと。
大竹「誠志郎さん(坂本)が言ってましたけど、『鬼滅の刃』の黄色い髪のやつ(我妻善逸)。ずっと自信ないみたいな感じだけど、いざモードに入ったら、えげつないみたいな」
高橋「耕太郎は、めちゃくちゃ考えてるんだろうけど、何考えてるかは分からない(笑)だから、おもろいというか。やってることも何やってるか分からないし。予想して(意図を)聞くじゃないですか。そしたらマジで予想してない答えが返ってくる。いろんなことを勉強しているから引き出しもすごいし、みんなが考えている、もっと先まで考えてるイメージ」
-予想を超えてくる答えは、話を聞けば理解できる。
高橋「いや分かんないですよ」
大竹「理解はあまりしてもらえないです、相手が誰であっても。近本さんくらいですね。『あー』みたいになるので」
-昨年30歳を迎え、体や心境の変化は。
大竹「体の面は、遅くまで寝られなくなりました。ビジターのナイターゲームは、(宿舎の)出発が15時くらいなので、10時とか11時まで寝てて良いんですけど、起きちゃいます。それが果たして良いのか悪いのか分からないんですけど。野球的に疲れやすくなったとか、体にひずみが来ているとかは全くないです」
(続けて)「メンタル的には、ちょうど今年から(現役を)10年やって40歳なので、ポール間を10本走るくらいの感覚で、1年1本みたいな。10本だと思って走ったら、8本目、9本目がめっちゃキツいけど、20本だって思ってたら『10本で終わりです』って言われたら、その10本はめっちゃ楽なんですよ。だからゴールの設定を、あと15年、20年をイメージしておいた10年目だったら、ゆうに行ける」
高橋「通過点みたいな」
大竹「そうそう。体育の時の50メートル走で言われたじゃないですか。50メートルがゴールだと思わないで、さらに先まで行くつもりで走りなさい、みたいな話です。どういうふうに野球人生を終わっていくかは、ちょっとずつ頭にある年齢かなと思います」
高橋「僕も寝られないくらいじゃないですか(笑)。腕は何回も手術してるけど、体は元気。終わりが見えそうな時はいつもある。手術する前とかは何回も思ったので。僕は(ポール間走が)1本しかないと思って全力で走ります(笑)。耕太郎は1年間を何回もやっているので、僕はまず1年間投げきりたい」
-1学年上がいわゆる「大谷世代」だが、意識したことは。
大竹「まず他人と比較して生きたことがないので。ただ、同学年は、例えば熊谷が一緒に試合に出ていたら、あと1個頑張ろうっていう場面で『同学年がいるから』っていうのは、ちょっとあると思います。同学年の選手じゃなくても力になるので一概には言えないけど、そういう要素は多少あるかな」
高橋「上は意識したことはないですね。すごいなというのは、あるんですけど。鈴木誠也選手(カブス)とかはめっちゃ打たれたので、すごいなと。でも『あの人、僕の1個上だよな』と思ったら、じゃあ『もうちょっと頑張らなきゃ』とかは思います。でも、それより同学年の方が比較対象だし、年下に追い抜かれてる方が嫌だったかな、学生の時は」
関連ニュース




