阪神・村上 開幕へ順調3回2安打無失点 ギータ連続K斬り!チェンジアップさえた 初タッグ嶋村「面白い配球」
「オープン戦、阪神5-0ソフトバンク」(6日、甲子園球場)
阪神が甲子園での今年最初の試合となるオープン戦・ソフトバンク戦に臨み、5-0で勝利した。先発した村上頌樹投手(27)は、3回2安打4奪三振無失点の投球を披露。平日のデーゲームにもかかわらず、2万1392人が集まった本拠地を沸かせた。先発予定の巨人との開幕戦(27日・東京ド)に向け、調整は順調だ。
アウトを奪うたび、本拠地の熱気が高まっていく。2年連続の大役に向け、視界は極めて良好。村上が今年初となる甲子園のマウンドで、3回2安打無失点と文句なしの内容を示した。2月27日の開幕投手公表以降、初実戦。「やっぱり、しっかり投げていかないといけない思いはあった。まず、ゼロに抑えられたのは良かった」と自身に合格点を与えた。
初回は2死から連打で一、三塁とされるも、正木を直球で空振り三振。二、三回はサクサクと片付け、2イニング連続の三者凡退で相手を寄せ付けなかった。前回2月22日・ヤクルト戦(浦添)は、2回無安打無失点。最速は球場表示で140キロ台前半から中盤だったが、この日は148キロとギアを上げてきた。
その中でチェンジアップを有効活用した。三回1死。ツーシーム気味の軌道で変化させながら柳町の体勢を崩し、二ゴロに料理した。続く柳田にはカウント2-2からチェンジアップを選択。フォークのように低めへストンと落として、バットに空を切らせた。いずれも球速は137キロと、一般的なチェンジアップより速い。緩急と落差を備えた変化球を自在に操って、若鷹軍団を翻弄(ほんろう)した。
ソフトバンクは昨季の日本シリーズで敗れた相手。自身は第1戦に先発して7回1失点で白星を挙げるも、1勝3敗で迎えた第5戦は救援登板で野村に決勝弾を浴びた。
この日は周東、近藤が不在。「全員そろった状態ではないので何とも言えないが、その中でもヒリヒリした試合ができたと思う」と本番さながらの空気を肌で感じた。加えて「いい打者なので、三振を取れたのは自信になる」と、柳田を2打席連続三振に斬った点を収穫と捉えた。
投球を見つめた藤川監督も「精度が高いボールが投げられていたと思います。球速もきっちり上がってきていますから、非常に順調かなと思います」と信頼を寄せた。
右腕は初めてバッテリーを組んだ嶋村の印象について「面白い配球するなと思った」と新鮮味も感じた。「たくさんお客さんが入ってくれて、応援してくれていた。開幕で勝てるように、またがんばっていきたい」と村上。力強い足取りで、3週間後の本番へと挑む。
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