阪神・佐藤輝 先制打&今季初4安打 1号あと一歩「角度付けてまた明日頑張ります」
「広島5-7阪神」(4日、マツダスタジアム)
中断を含めて、5時間の大激闘。阪神の主砲は己のバットで勝利への執念を示し続けた。佐藤輝明内野手は5打数4安打1打点の大暴れ。劇的勝利の立役者の一人となった。
初回は2死二塁で打席が巡った。「大竹さんが今シーズン初先発でしたし、先に点を取りたいという気持ちだった。ランナーをかえすことができて良かった」。バットに力強く思いを乗せた。新外国人・ターノックの直球を強振。打球は二遊間を抜け、中堅へ転がった。二走は俊足の近本。悠々生還し、敵地に黄色い声援を響かせた。
これで終わらないのがサトテルだ。三回無死一塁では再び助っ人右腕から左前打で好機を拡大させると、六回先頭では島内からあと一歩で本塁打の中堅フェンス直撃二塁打を放った。今季1号はお預けとなったが「角度付けてまた明日頑張ります」と不安要素はない。
延長十回先頭でも左前打。4安打は昨年8月10日・ヤクルト戦以来、自身4度目。その後の劇的な勝ち越しを演出した。「普通に行きましたけどね」。淡々と振り返ったが、主砲の快音がチームの勢いを加速させたことは疑う余地もない。「チーム全員で粘り強く戦った結果なのでよかったです」。猛虎の4番にはこの男が座る。だから強い。
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