阪神ミラクル逆転劇 六回佐藤輝ラッキー三塁打&大山同点打→七回森下の劇的弾呼んだ

 6回、同点打を放つ大山(撮影・飯室逸平)
 6回、三塁に滑り込む佐藤輝(撮影・山口登)
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 「阪神2-1中日」(17日、甲子園球場)

 虎の「カイリキー」と「カビゴン」こと4、5番コンビが1点の遠い展開を切り裂いた。虎党の語り草となっている伝説の「バックスクリーン3連発」からちょうど41年のこの日、聖地はポケモンに彩られた。記念すべき夜に“怪力”の4番と“目覚めた”5番によるミラクルが劇的勝利の序章を担った。

 再三好機をつくるも本塁が遠く、阪神の先発・村上が初回に失った1点が重くのしかかった。その空気が変わったのが六回だ。先頭・佐藤輝明内野手が放った左中間への飛球は風に流され、左翼・細川と中堅・花田が交錯。捕球できない間に、佐藤輝は気を緩めることなく激走し、一気に三塁を陥れた(記録は三塁打)。

 7試合連続安打となった一打は本人も「ラッキーだった」と、まさに“神風”によってもたらされた。細川、花田ともにプレーを続行し、聖地が拍手に包まれると同時に、得点への期待も高まっていく。

 ここで、打席に入った大山悠輔内野手は「まずは同点にすることだけを考えて打席に入りました」と、3球目の直球を捉え、しぶとく左前に落とした。「得点を取るだけだったので」と冷静だったが、今季4度目の複数安打を決めた一打はまさに5番の仕事。「しっかり反省して、明日に向けて調整したい」と、表情を引き締めたまま次戦を見据えた。

 「ポケモンベースボールフェスタ2026」と題された一戦。佐藤輝の「なりたいポケモン」はその名の通り怪力自慢の「カイリキー」。かねて「(カイリキとテルアキで)名前が似ている」と推していたキャラのように、怪力で運んだ飛球がミラクルを生んで好機を演出。大山はよく似ていると言われるという理由で、ひたすら眠る「カビゴン」を選んだが、この絶好機で大山のバットは眠らなかった。

 「バックスクリーン3連発」の日に無抵抗では終わるわけにはいかない。4、5番の意地が連敗脱出への突破口を開き、七回の3番・森下による劇的弾につながった。

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